前回、なぜ9割の企業で働き方改革がうまくいっていないのか、
その要因についてお伝えしました。
今回は、本題である「働き方改革を失敗させないための3つのポイント」についてご紹介します。
ズバリ、失敗させないポイント=成功のポイントは次の3つです。
① 実現したい働き方を明確にすること。
(目的が不明瞭だと、改革自体がぶれてしまいプロジェクトが失敗に終わる)
② 目的を社内全体で共有すること。
(より、プロジェクトが効率よく・効果的に進められ、働き方改革のプロジェクトの成功率があがる)
③ 目的に応じたサービスを選択すること。
(働き方改革の施策は多様であり、万能で唯一の働き方改革が存在しないため)
そして、我々ティーズブレインは、人間の姿かたち同様、会社の個性にあった
働き方改革の目的を見出すため、『働き方ビジョン策定』のご支援をしております。
ご支援内容は、具体的には次のとおりです。
・経営層の実現したい会社のビジョンや社員像を伺うヒアリング
・経営層が実現したい将来像や社員像を踏まえた上で、
社員の皆様にどんな働き方をしたいのかを考えていただくワークショップ
・経営層と社員の皆様の想いを一体化した働き方改革のビジョンと
それに見合った具体策とプロセスをティーズブレインがご提案
※合わせて、『働き方ビジョン策定』後も、各施策の企画、施策実施の
サポートも行っていますので、ご興味のある方は弊社お問い合わせ先までお気軽にお問い合わせください。
『働き方ビジョン策定』は、プロセスを通して経営層と社員の想いが一体化する進め方となっており、
施いただいたお客様には「社員の自主性が高まった」「社員がオフィスに愛着をもってくれるようになり、
活気ある就業環境ができた」といった感想をいただいおります。
最後に、働き方ビジョンの策定から働き方改革に対する全体像について、弊社の成功事例をご紹介します。
●成功事例の紹介
今回、創業100年を超える地元に根差した不動産事業を展開している企業に対する支援事例を基に、
働き方ビジョンの策定までのプロセスとそれによって行った働き方改革の全体像をご紹介します。
全体像は下記リンクをご参照ください。
この案件の特徴は、4つです。
☆全社的なプロジェクトとして、役職・部署横断型で実施した事例です。
社員数は50人未満と決して規模は大きくありませんが、「自社らしい働き方」を
検討し、全社員が目的と目標を一致させ新しい働き方を実現した案件です。
☆自社の強味・弱みを振り返った上で、これからの新しい会社の未来と
社員1人1人のキャリアビジョンやどういう人生を歩みたいのかを話し合い、
「働き方ビジョン」を策定しました。
☆流行に囚われず、自社や社員自らが大事にしたい価値観をもとに、
自社の新しい働き方に合った施策を選別しました。
☆このプロジェクト実施によって、社員1人1人の連帯感が高まり、
社員の変化、オフィス環境の変化、業務(業績)の向上へとつながりました。
では、次回は、働き方改革の全体像を構築する上で軸となる
着目点「3つの変容点(Transformation)」についてご紹介します。
どうぞご期待ください!